開業コンセプトの決定

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理念・治療方針の検討

開業に際しては、開業時期から逆算して半年〜1年度前より、構想を練ることが必要となります。この「構想」のことを「コンセプト」と言います。

コンセプトの例としては
「年配者等を対象とした慢性疾患の治療」
「ビジネスマンを対象としたマッサージ等の慰安」
「スポーツ選手を対象とした傷害治療」
「女性を対象とした癒し」

など、誰をターゲットに、どのようなサービスを提供してゆくのか、といった治療院経営の方向性の決定があります。
あるいは、「間口を広く構えて、いろいろな患者様を取り込んでいく」というのも立派なコンセプトです。

コンセプトを決定するには、「なぜ開業するのか」という問いに対する答えを明確にする必要があります。
これまでの自身の経歴や強みをノートに書き出すなどして可視化することで、徐々に自分なりのスタイルが見えてきます。

コンセプトが固まったら経営理念に落とし込んでいきます。
経営理念は先生の価値観、信念、理想、行動基準を形にしたものであり、のちに医院全体の行動基準になります。

これらを開業前にしっかり検討することで、開業場所の選定や医療機器の導入、スタッフの採用がスムーズに進みます。

もっと詳しく知りたい方は