経営者になることとは
クリニックを開業するということは、自らが診療所の全責任と権限を担い、医師としてだけでなく経営者として事業体の運営に携わることを意味します。
まず場所の選定にはじまり、設備投資、集客、スタッフの採用と教育などを行わなければなりません。
書類作成、関連機関への申請、市場調査や借入金返済計画……
それらひとつひとつが、多くの先生方にとっては馴染みのない、今までに経験された事のない業務です。
その他にも予想もしていなかった出来事に見舞われた時、経営者としての覚悟がものをいいます。
最初の心構えが肝心です。
クリニックの開業と運営において、最も重要なのが医師の治療行為なのは言うまでもありません。
しかしながら、経営の成否はそれ以外の部分に大きく左右されます。
開業後につまづくことがないよう、開業前にしっかりプランを練っておく事が重要です。