良いスタッフを選ぶには
新規開業には優秀なスタッフを揃え、良いスタートラインを切りたいものです。
他のスタッフや患者さんとトラブルを起こしたり、機材の扱いをミスするような方を雇ってしまいますと、
ただでさえ忙しい開業直後に余計な問題を抱えることになりかねません。
ここでは、勤め始めてから何らかの問題を起こす可能性が高い応募者の特徴について挙げていきます。
①転職回数が多い
過去数年に1度程度なら問題ありませんが、3ヶ月単位の退職を繰り返しているような方は避けた方が無難です。
院長の方針や組織に対して批判的で、忍耐力が低く、ささいな不満があれば簡単に辞めてしまうおそれがあります。
辞めるときに他のスタッフを巻き込んだりすると悲惨です。
生来の素質はトレーニングでは改善できませんから、面接での見極めが肝心です。
②清潔感がない
身だしなみが整っていない方は医療従事者として不適格であると判断して差し支えないでしょう。過度に飾り立てて香水をきつく漂わせるような人も、客観性に欠けており自分の立場や評価を把握できない傾向がありますので、採用を見合わせたほうが良いでしょう。
③コミュニケーションが不得手
「医療は究極のサービス業」
クリニックのスタッフは患者さんと接する機会が多いため、コミュニケーション能力が高いことが重要となります。
コミュニケーション能力が低いとスタッフ同士の連携や情報伝達にも支障をきたします。
一方的に喋りすぎる方、目を見て会話できない方は避けた方が良いでしょう。
反対に、優秀な人材を得るためのチェックポイントとして特に重要な点は「素直さ」「人当たりの良さ」です。
今後ともにクリニックを創っていく仕事仲間として、ストレスの少ない方を選びましょう。
